川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第157号

2022年2月10日(木曜日)発行
発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) イベント中止のお知らせ

 新型コロナ感染者数が増加している現状を踏まえ、2月中に予定しておりました以下のイベントは中止させていただきます。楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

2月19日 かわさき冬のコンサート「JAZZライブ」

 同様のコンサートを5月に開催予定です。詳細が決まりましたら、このメールマガジンでお知らせいたします。

2月25・26日 音声ガイド付きDVD映画の体験上映会「南極物語」

 「南極物語」の上映は中止です。3月は25・26日に「嵐を呼ぶ男」を上映予定です。

(2) 3月サピエ停止のお知らせ

 視覚障害者情報総合ネットワーク『サピエ』が、サーバーの入れ替え作業と新しいシステムプログラムの導入を行うため、3月7日から28日までの約3週間、利用停止となります。当センターでは、この期間に限り、貸し出し等のサービスを一部変更します。

サピエ停止期間
3月7日(月曜日)午前3時から28日(月曜日)午前10時まで
停止期間中のサービスについて
図書・雑誌の貸し出しについて
  • 当センターで所蔵している図書については通常通り貸し出しいたします。
  • 当センターに所蔵のない図書は、所蔵館から郵送で取り寄せるため、貸し出しまでお時間をいただきます。
  • 所蔵館が貸し出しサービスそのものを停止する場合もありますので、その際には再開後のお届けとなります。
  • 雑誌に関して、製作館がセンターに音声データを提供してくれるものは、これまで通り発送いたします。提供されないものは、再開後のお届けになります。普段ご自分でダウンロードしていらっしゃる方には、センターからCDを送付することもできますのでご相談ください。
所蔵調査について
  • 調べるツールが限定され、十分な調査ができないことがありますが、できる範囲で対応します。
ダウンロードサービスについて
  • サピエ停止期間中はサービス停止となります。SDカード・CFカードの受け付けもできませんので、サービス再開までお待ちください。

 利用者の皆様には、ご不便、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

補足
サピエ停止中は、ダウンロードができません。停止前に、お好きな図書を多めにダウンロードしておけば、停止期間中でも楽しめますよ。雑誌の定期配信を受けている方は、センターからCDで貸し出せる場合があります。お気軽にご相談ください。

(3) 【ご注意ください!】JR南武線武蔵小杉駅をご利用の皆様へ

 JR武蔵小杉駅の南武線ホームでは、1・2番線ともにホームドアの設置工事が行われています。2月8日現在、ホームドア本体の設置は完了していますが、ドアが開いたままの状態となっています。ホームドアの使用開始は、3月13日を予定しているとのことです。ご利用の際は、お気をつけください。

(4) プレクストークリンクポケット最新ファームウェア公開のお知らせ

 プレクストークリンクポケットのファームウェア1.02.14が公開されました。これによる操作方法の変更や追加機能はありませんが、不具合の改善が行われています。詳細は、以下をご参照ください。

http://www.plextalk.com/jp/2022/02/08/8575/

 バージョンアップは、「メニュー」→「管理」→「ネットワーク・バージョンアップ」の順にたどると実行できます。操作方法が不明な場合は、当センターまたは以下の窓口へお問合せください。

お問い合わせ窓口
050-5804-1177
月曜から土曜日 9時30分から17時

2 スタッフルームから/「冷え知らず」

 カレーな気分 中辛(飲むカレー)、生姜豆乳スープ、一本でしじみ70個分のちから(シジミの味噌汁)、こくうまコーンポタージュ…これ、自動販売機で売っている温かいスープ系飲み物です。寒い時期になると自動販売機に温かい飲み物が並び始めますね。もちろん全部の自動販売機ではないけれど、一番下の段が温かい飲み物になっていて、緑茶、紅茶、ココア、お汁粉、などと並んで、スープ系は右側に寄っていることが多いように思います。

 数年前から寒くなると自動販売機の一番下の段の右端になんとなく目が行くようになりました。きっかけは武蔵小杉駅ホームの自動販売機。ある日、電車を待っていたら、自動販売機の前で小学1年生くらいの少年がお母さんに飲み物をねだっていました。望みがかなって、お金をいれて、嬉々としてボタンを押した、までは良かったけれど、出てきたのはなんとシジミの味噌汁。少年は下から2番目の右端のジュースをねらっていたのに、1番下右端のボタンを押してしまったようでした。でてきたシジミの味噌汁をみて半泣きになりしばらくお母さんに何やら訴えていましたが、もう別のものは買ってもらえず、味噌汁を飲み始めた少年、でも飲んだら美味しかったようで少年の涙はとまりました…よかった。

 それ以来、ついつい自動販売機の一番下の段右端をみてしまいます。最近見つけたのは麻婆スープ。温まりそうです。【ばん】


3 本棚を探して/「芥川賞と直木賞が発表されました」

 貸し出し担当の庄司です。有名な文学賞に芥川賞と直木賞があります。芥川賞は純文学、直木賞は大衆小説に与えられる文学賞で、毎年2回、上半期(7月)と下半期(1月)に受賞作が決まります。その創設は古く、第1回の選考は1935年(昭和10年)でした。戦争の混乱期に一時中断しましたが、1949年に復活し2022年1月で166回目となります。今回は、1月19日に発表された芥川賞と直木賞の受賞作をご紹介します。

芥川賞受賞作『ブラックボックス』 砂川 文次 著
点字・デイジーとも製作中

内容 自衛隊を辞め、メッセンジャーの仕事を続けるサクマ。自分の中の自分が邪魔だった。それでも精いっぱいちゃんとやった。自分の中の暴発をなぜ止められないのだろう。人間の怒りの本質、身体と感情を見つめる物語。

直木賞受賞作『塞王の楯』 今村 翔吾 著
点字・デイジーとも製作中

内容 決して破られない石垣を造ろうとする石垣職人・穴太衆(あのうしゅう)。しかし、そこに立ちふさがるのは、どんな守りも打ち破るという鉄砲職人・国友衆。近江の国の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける。

直木賞受賞作『黒牢城(こくろうじょう)』 米澤 穂信 著
点字製作中 デイジー1巻(15時間17分)

内容 本能寺の変より三年前。織田信長に叛逆し摂津有岡城に籠城した荒木村重だが、城内で次々と起こる怪事件に悩まされる。人質の不審死、密使の殺害、そして裏切り者の影。窮した村重は、地下牢に幽閉した織田方の軍師・黒田官兵衛に怪事の謎を解いてみせよと持ちかける。怪事件の裏には何が潜むのか。瞠目の謎解きと劇的人間ドラマ。

 まだ製作中のものもありますが、貸し出しやご予約をご希望の方は貸し出し係までご連絡ください。


4 生活お役立ちメモ/「ラジオコントはいかが?」

 点訳担当の浦野です。私はこのメルマガで落語の話をよくしますが、実は現代のお笑いも好きなんですよ。今回紹介するのは「東京03」。3人組のコントグループです。

 最近、この東京03のラジオを聴くようになりました。番組名は「東京03の好きにさせるかッ!」。NHK第1で毎週木曜日20時5分からの放送です。公式ホームページには「大人向けのお笑いラジオ番組です!」と書かれています。

 毎回ゲストを迎え、ゲストと一緒にラジオコントを演じます。このコントが番組の目玉。普通のコントは、動作や表情がわからないと笑えないこともありますよね。音声だけのコントなら、そんな心配もなく楽しめるはず。

 AMラジオで聴くもよし、スマホアプリ「らじる らじる」で好きな時間に聴くのもよいでしょう。皆様もぜひ聴いてみてください。


5 編集後記

 コロナ感染が一気に広がり、また不自由な生活に逆戻りですね。私はラジオの録音を1か月遅れで聴くことがよくあります。番組の中に挿入されるニュースを聴くたび、この1か月の変化に驚かされます。
 センターのイベントも中止したり、開催方法を変更したりと、利用者の皆様にご迷惑をおかけしております。どうぞ、ご了承ください。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 浦野盛光


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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