川崎アイeyeセンター
メールマガジン『アイeye』

第199号

2023年11月10日 発行
発行責任者 杉山雅章


目次

目次ここまで


1 ニュース&トピックス

(1) 「CDで聴くクラシック音楽講座」のご案内

 第5回バッハ(その1)クリスマスにお似合いの名曲 ~音楽の父バッハ。それまでの音楽を集大成し、新たな地平を築いた史上最大の作曲家~
 バロック音楽を集大成し、新しい音楽の地平を築き上げたヨハン・セバスチャン・バッハ。その音楽の持つ、精神の気高さ、密度の濃さでは他の作曲家の追随を許さず、神童も楽聖も敵ではありません。今回は膨大な宗教曲や器楽曲の中から、クリスマスにふさわしい明るめの曲を選んでみました。

演奏曲目
カンタータBWV140「目覚めよと呼ぶ声あり」より、カンタータBWV147「心と口と行いと生活」より、カンタータBWV80「神はわがやぐら」より、ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042第1楽章ほか
日時
12月2日(土曜日)13時30分から15時30分
定員
30名・予約制

(2) 「第7回手をつなぐフェスティバル」のお知らせ

 川崎市内の障害者、家族、ボランティア、地域の方々、施設職員等多くの市民が参加し、ともに楽しみながら交流し、障害への理解・共生の意識を深める「手をつなぐフェスティバル」。当センターも参加し、点字と白杖体験コーナーを担当します。

日時
11月18日(土曜日)10時から13時
会場
とどろきアリーナ(川崎市中原区等々力1-3)
期間中は、武蔵小杉駅前から無料バス運行予定
内容
市内福祉施設の手作り製品販売、パラスポーツ体験(車いすバスケ、ボッチャなど)、盲導犬クイズ、福祉団体による体験コーナーなど。
実施
手をつなぐフェスティバル実行委員会

詳細は、川崎市の公式ウェブサイトをご覧ください。

(3) コンサートご招待のお知らせ

 第29回国際親善交流・特別演奏会のご招待チケットをいただきました。

日時
12月1日(金曜日)13時30分開場、14時開演、15時20分終了予定
会場
横浜ラポール・ラポールシアター(新横浜駅から無料送迎バスあり)
演奏者
マリア・モリシェフスカ(ピアノ)
おもな演奏曲目
ショパンの華麗なる大円舞曲、ポロネーズ第5番など
申込締切
11月17日(金曜日)17時、センターまで。

2 スタッフルームから/「外ごはん」

 業務アシスタントのばんです。

 「何してるの?」公園を駆け回っていた子どもたちが寄ってきます。「たくさんかき混ぜたほうが旨いんだよ」と夫は答え、永遠とも思えるほど納豆をかき混ぜ続けます。散歩の途中、公園でお弁当を食べているときのことです。

 「さあ、今日の行動計画は?」仕事が休みの日は朝ごはんの後に必ずわたしにこう聞く夫。今日のお昼ごはんはどうするの?という意味なのです。どこに散歩に行くか?何を食べるか?ひとしきり相談します。おにぎりを握って残り物をお弁当箱につめていく日もあるし、夢見ヶ崎方面ならおだんごのマルヤさんの五目寿しやいなり寿しやかんぴょう巻、小杉方面ならコジマライスのおにぎりか、揚げたててんぷらののった味奈登庵の蕎麦にしようか。そういえば七輪をもっていって多摩川の土手でサンマを焼いたこともありました。その日の天気や気分で行き先を決めて出発~。目的地に向かいます。

 出掛けるのはやめて家のベランダでお昼を食べることも。そんなときは気分がのったら夫婦でビール(お酒に弱いのでノンアルコールですが)を一杯やったりしてのんびり。

 近所の公園で食べるごはんも、すぐ横に洗濯物が干してあるような狭い我が家のベランダごはんでも、日差しを浴びながら風に吹かれて食事をしているとどこか旅行している気分になれていい気持ちです。BGMはビートルズやイーグルス、カーペンターズ、シャンソンもいいですね。

 今年は暑いときが長く、あまり外ごはんができませんでした。来年はもっと外でごはんができますように。


3 カワサキ・用具の窓/「新商品(音声案内付きICレコーダー)のご紹介」

 歩行訓練士の田村です。オリンパスから新しいICレコーダーが発売されましたのでご紹介いたします。センターにデモ機がございますので、お試しいただけます。

■音声付オリンパスICレコーダーボイストレック DM-750BLK
  価格 17,297円(税込)

 メニュー項目の読み上げや電池残量のお知らせに音声ガイドがついた小型ICレコーダーです。操作ボタンには凹凸があり、触って分かるようになっています。
 音声ガイドの例として、電源を入れるとオリンパスのサウンドロゴが流れ、「電池残量は半分です。」などと教えてくれます。また、削除する際には、1件消去やフォルダ内全消去などの選択肢も読み上げてくれます。なお、録音したデータ名や日付などは読み上げません。
 内蔵メモリは4GBが搭載されており、外部メモリはマイクロSDカードで32GBまで対応しています。録音時間は内蔵メモリで約61時間です。
 本体左側面のレバーを下にスライドすると本体からUSB端子が出てきます。パソコンに接続し、ファイルを送ることでデータのバックアップを取ることができます。
 付属品として、単4形ニッケル水素充電池がついてきます。本体に入れた状態で、本体USB端子をパソコンや市販のUSB充電器に差し込み、起動音がした後にOKボタンを押すと充電されます。
 センターではこのほかに、音声ガイドはついておりませんが、録音スイッチをスライドすると電源が入り、録音を開始できる操作の簡単なICレコーダーも扱っています。商品名はボイストレックVN-551PC、価格は9,500円(税込)です。


4 センターまつり「オブリガード企画」のご案内

 12月9日におこなわれるセンターまつりで「オブリガード」が実施する企画をご紹介します。音訳、点訳、ICTの各グループそれぞれの企画をお楽しみください。

■音訳グループ

 音訳ボランティアによる本の朗読や朗読劇などの「聞いて聴いて朗読ミニライブ」を、11時より開催いたします。各グループから演目が寄せられていますのでご紹介いたします。

 団体名、「作品名」(著者名)、朗読者の順に紹介します。当日の登壇は、順不同です。

日時
12月9日(土曜日)11時開演
会場
ふれあいプラザかわさき2階ホール
参加費
無料
定員
80名(自由席)

 音訳グループが2階ホール内で活動紹介を行なっていますので、どういったグループがどんな活動をしているのか、ぜひご覧ください。

■点訳グループ

 各グループで、体験コーナーはもとより、皆様が楽しんでいただけるように、それぞれ工夫を凝らしていますので是非お立ち寄りください。また、これを機会に、お近くの点訳グループのメンバーになられるのも大歓迎です。
 以下に、各グループの心を込めた作品をご案内します。

■ICTグループ

 iPhone、スマートスピーカー、パソコンの体験や最新AIでの周辺説明の実演も行いますので、お気軽にお立ち寄りください。

 点訳、ICTグループは、2階ホール手前のお部屋でお待ちしています。


5 編集後記

 今号のセンターまつりの案内は、オブリガード各グループの皆様から情報をいただきました。工夫を凝らした企画やお土産などを準備してくださっています。次号では、外部からお越しいただく企業、団体をご紹介します。
 私からのご報告になりますが、センターオープン時からパソコン、スマホ訓練、最新機器の検証や紹介を担ってきた今野が、一身上の都合で11月をもちまして退職いたしました。盲導犬ユーザーの今野と覚えていただいている方も多いかもしれません。急なご報告となりましたが、現メンバーで訓練等を引き続き担ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希


発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026  川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/


メールマガジンは ここまでで終わりです。


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