2025年6月10日 発行
発行責任者 内藤牧
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今年は昭和100年、戦後80年という大きな節目の年。れきおんクラブでも、現代史の中で大きな意味を持つ昭和時代を振り返る、特集「れきおんで聴く昭和100年シリーズ」を企画しました。7月はその第1弾、『れきおんで聴く戦争と平和』と題し、これまでご紹介した軍歌や戦時歌謡に加え、東條 英機 や 山本 五十六(いそろく) などの政治家や軍人の肉声、火野 葦平 による「土と兵隊」の朗読など、れきおんならではの貴重な音源で15年戦争と戦前・戦後の日本の姿をたどります。
戦争へと向かう日々、戦時中の日本、そして平和への道のりをレコードはどう記録していったのか?ぜひお聴きください。
夏の恒例イベント、カルッツかわさき大体育室で開催されるプロレスリング・ノアのイベントです。リング上の動きと技を、映画音声ガイドの名ナレーター、壇 鼓太郎(だん こたろう)、鈴木 橙輔(だいすけ)両氏が熱狂中継する、ライブ音声解説が付いたプロレスです。熱気溢れる会場で、レスラーのぶつかり合う音、叫び声と共に、FMラジオを通して実況を聞いていただきます。今回も菊地眼科クリニックをはじめとした川崎市内の企業のご厚意で、無料でご招待いたします。川崎市出身のプロレスラー、大原 はじめ 選手の活躍にも注目です。どうぞ、奮ってご参加ください。夏の暑さを吹き飛ばす豪快プロレスを皆と一緒に盛り上げましょう。
本誌235号「あしらせと仲良くお出かけ」について、反響をいただきました。あしらせ2を体験してみたい場合は、株式会社Ashiraseに直接コンタクトをとる2つの方法があります。
ぜひ、あしらせと仲良くなるための一歩となる体験機会をご活用ください。
メルマガご愛読の皆様こんにちは。スイーツ斉藤です。225号で「ダークサイドへようこそ」を書いたのですが、今回はシーズン2ですので、ぜひ225号もお読みください。
あの日、ダークサイドを整理しようとしているTくんとなぜか阻止しようとするFモト氏、Hグチ氏の攻防が目の前で繰り広げられた時、「やる気になってる青年を追い込まないよ」と声をかけたのですが、いや待てよ、これは何かに使えるかもとノートにやりとりをメモ。構想1時間、執筆5分、推敲1年を経てやっと日の目を見たのですが、思いがけない反響で読者の方から「Tくん、片付けられたのか気になる」との感想をいただき、とてもうれしかったです。さらにはこれを読んだ本部日点のTJ課で「TくんってTナカさんのこと?」「違うでしょ。Tナカさんはそんな人じゃない」と、センターから研修に行っていたTナカ氏が疑われたとか。また本部のTバナ館長がセンター来所の際、帰り際に「FとHとT、ダークサイドだっけ?何とかしろよ」と言い置いて去ってしまわれた時は、「私が書きました」とも言えず、ひゃー、読んでらっしゃるんだ…と下を向いてやり過ごしてしまいました。
今Tくんは席替えで、カウンターから向かって右の銀河(?)に行ってしまい、ダークのなんのと書きまくった私を苦笑いで見逃してくれたFモト、Hグチ両氏は変わらずに左の銀河にいます。Tくんは同じラインになったTナカ氏&Iカワさんとともに、レッドリーダー・Sムラさんのもとフォース(スキル)を磨いています。
新メンバーも2人加わり、15人全員が各々の分野でジェダイマスターになるべく日々奮闘中ですので、これからもセンターを応援してください。
皆様、こんにちは。iPhone、パソコン訓練担当の田中です。今回は視覚障害者が使っている便利なスマホアプリをご紹介します。以下アプリは現在無料ですが、有料になる事もありますのでご承知おきください。
対応:iPhone、Android
カメラを使い、テキストを読み上げてくれます。紙幣認識(新紙幣の読み取りは不安定です)、色の認識、光の強弱を音で知らせるなどの機能があります。
対応:iPhone、Android
カメラを使い、テキストを読み上げてくれます。顔認識やイメージ描写などの機能もあります。
対応:Android
カメラを使い、テキストを読み上げてくれます。ドアなどの物体検知などの機能もあります。
注意:上記のSeeing AI、Sullivan Plus、Lookoutを使用してのテキスト読み上げについて、個人情報など大切な情報の読み取りには注意が必要です。インターネット経由でサーバーに送信し解析するため、情報漏洩のリスクがあります。
対応:iPhone
カメラを使った紙幣識別アプリ。新紙幣対応です。テキスト表示と音声読み上げをしてくれます。
注意:消音モードでは読み上げません。
対応:iPhone
AI画像認識アプリです。カメラで撮影または写真アプリなどから共有された画像を解析した結果をテキストで読み上げます。
これらのアプリは私も使っています。Seeing AIではどこから届いた手紙なのかをチェックしたり、家族が電気の消し忘れが多いので、全盲の私が消し忘れに気が付き電気を消すのに役立てています。外出時に立ち寄った施設の風景がどのようになっているかなどをスイフトアイを使って知ることができ、日常生活に生かしていますよ。
最近、図書館業界で話題になった論文があります。高齢者7万人を7年間追跡した調査で、図書館が多く、蔵書が多い街ほど、介護が必要になる人は少ないことが明らかになったそうです。このことは、読書そのものがもたらす効果だけでなく、図書館に歩いて通うことが適度な運動になったり、図書館に集う人やスタッフとの間で会話が生まれるなど、トータルとして心身に良い影響を与えていることを示唆しています。
センターに電話で貸し出し希望をしてご自宅で読書を楽しみたい方、センターに来てさまざまなイベントに参加して人との交流を楽しみたい方、利用者皆様それぞれの知的好奇心を満たし、健康に寄与できるセンターのあり方を、引き続き模索していきます。
メールマガジン『アイeye』 編集委員 澤村実希
発行:川崎市視覚障害者情報文化センター(川崎アイeyeセンター)
住所:郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34番地15
電話:044-222-1611
ファクス :044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
公式ウェブサイト:http://www.kawasaki-icc.jp/
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