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過去のお知らせ[2014年分]

過去のお知らせ一覧は以下の通りです

年末年始の休館日・各種サービスについて

 日頃より当センターをご利用いただきまして、まことにありがとうございます。
 当センターは、年末年始の12月29日(月曜日)から1月5日(月曜日)まで休館させていただきます。
 年明けは1月6日(火曜日)午前9時から午後5時まで通常通り開館いたします。

 年内の図書の貸し出しおよびダウンロードのご希望、各種訓練に関するお問い合わせは、12月28日(日曜日)までにお寄せ下さい。なお、28日に受け付けた図書の貸し出し希望も当日ご用意できるものは発送する予定ですが、年末は郵便が混雑しますので、なるべくお早めにお申し込み下さい。
 みなさまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。


音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 12月と1月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』 1月31日(土曜日)午後2時より

1時間 49分 日本
監督 山田洋次
主な出演 渥美 清/倍賞千恵子/太地喜和子/宇野重吉

1976年公開作品。渥美清主演・山田洋次監督の人情喜劇シリーズ第17作。満男の新入学祝いに帰ってきた寅さんは、飲み屋で財布を持たない老人に奢り、とらやへ連れて帰った。とらやを宿屋と勘違いした老人は横柄な態度をとるが、事実を知ると反省し、絵を描いて寅さんに渡すのだが……。

作品『しあわせの隠れ場所』 2月28日(土曜日)午後2時より

2時間 8分 アメリカ
監督 ジョン・リー・ハンコック
主な出演 サンドラ・ブロック/ティム・マッグロウ/クイントン・アーロン

2009年公開作品。ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になったマイケル・オアー選手の実話を映画化した感動的な人間ドラマ。裕福な家庭と黒人少年との、偶然の出会いと深い絆を丁寧につづる。


世界のバリアフリー絵本展2013 国際児童図書評議会2013年推薦図書展開催のお知らせ

世界のバリアフリー絵本展2013・イメージ画像  1月31日(土曜日)と2月1日(日曜日)の2日間、日本国際児童図書評議会(JBBY)との共催で、展示会「世界のバリアフリー絵本展2013─国際児童図書評議会2013年推薦図書展」を当センターで開催します。
 この展示会は、バリアフリー絵本の存在や必要性に対する理解を深めることを目的としています。障害のある子どもたちも楽しむことができるように作成されたバリアフリー図書の中から、国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センターが2013年に選定した、特に優れた世界23か国の60作品を、直接手にとってご覧いただけます。
 点字や手話付きの絵本をはじめ、触れて楽しむ布の絵本、障害のある子どもを描いた図書など、さまざまな絵本を展示します。
 バリアフリー絵本について知ることは、障害のある子どもたちへの理解を深めることにもつながります。展示会と一緒に絵本の読み聞かせも行いますので、お子様とご一緒に皆様のご来場をお待ちしております。

開催期間
1月31日(土曜日)から2月1日(日曜日)
開催時間
午前9時30分から午後4時30分
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター3階 多目的室
入場
無料

衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の関係資料配布に関して

 神奈川県選挙管理委員会から、平成26年12月14日(日曜日)に執行される第47回衆議院議員総選挙及び第23回最高裁判所裁判官国民審査において、視覚障害のある有権者の方々の選挙権行使に資するため、関係資料が配布されました。ご希望の方にお送りしますのでどうぞお申し出ください。

配付物及び付数
  1. ライトセンターだより号外
    「衆議院議員総選挙のお知らせ」(点字版、小選挙区用) 24部
  2. ライトセンターだより号外
    「衆議院議員総選挙のお知らせ」(CD版、小選挙区用) 21本
  3. かな視協だより号外
    「衆議院議員総選挙のお知らせ」(拡大文字版、小選挙区用) 3部
  4. 点字毎日号外
    「衆議院比例代表選出議員選挙のお知らせ」(点字版) 3部
  5. 愛盲時報号外
    「衆議院比例代表選出議員選挙のお知らせ」(テープ版・DAISY版) 各1本
  6. 愛盲時報号外
    「衆議院比例代表選出議員選挙のお知らせ」(音声コード付き拡大文字版) 1部
  7. 点字毎日号外
    「最高裁判所裁判官国民審査のお知らせ」(点字版) 3部
  8. 愛盲時報号外
    「最高裁判所裁判官国民審査のお知らせ」(テープ版・DAISY版) 各1本
  9. 愛盲時報号外
    「最高裁判所裁判官国民審査のお知らせ」(音声コード付き拡大文字版) 1部
  10. 総務省パンフレット
    「衆議院議員総選挙における投票方法等について」(点字版) 3部
  11. 総務省パンフレット
    「衆議院議員総選挙における投票方法等について」(CD版) 1部

ご希望の方はセンターまでご連絡ください。
電話:044-222-1611 ファクス:044-222-8105
メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp


視覚障害者と支援者のための防災イベントのご案内

 災害はいつ起こるかわかりません。視覚障害者はその時に備えてどんなことをすればいいの? 支援者はどんなサポートをすればいいの?阪神淡路大震災から20年目の2015年1月17日(土曜日)、川崎市視覚障害者情報文化センターにおいて、視覚障害者と支援者の双方に参加していただきたい「視覚障害者と支援者のための防災イベント」を開催いたします。
※同日、日本点字図書館でも同一プログラムでイベントを開催しています。

防災イベント

スケジュール

講演「情報障害者と防災」(予約制)
対象:視覚障害者、晴眼者
時間・定員:10時から11時30分
定員:30名
講師:堺市立健康福祉プラザ視覚・聴覚障害者センター 原田敦史氏
場所:多目的室A1・A2
視覚障害者は情報障害者とも言われ、非常時にはより多くの情報提供と支援が必要となります。どんな情報提供と支援が必要なのか、そのポイントを、東日本大震災の際に視覚障害者支援の第一線で指揮をとった原田敦史氏をお迎えして講演していただきます。
AED体験(予約なしの10分体験)
対象:視覚障害者
時間:10時から16時
講師:赤十字救急法指導員
場所:多目的室B
AEDって実際にどのように使用するの?人形を使い、実際に手に取って体験ができます。3名の指導員がおり、少人数を対象に丁寧な体験ができます。
ガイドヘルプ体験(予約制)
対象:晴眼者
時間:14時から16時
定員:10名
講師:東京都視覚障害者生活支援センター 長岡雄一氏、川崎市視覚障害者情報文化センター 歩行訓練士
場所:多目的室A1・A2
普段は一人で歩行できる視覚障害者も、災害時に周囲の様子が一変してしまうと、とたんに一人歩きが困難になってしまいます。こんな時、あなたの「お手伝いしましょうか」のひとことがどんなに心強いことかわかりません。どんなふうに誘導するの?どんなことを手伝えばいいの?そんな疑問を解決するための体験です。
防災グッズの販売(予約不要)
対象:視覚障害者、晴眼者
時間:10時から16時30分
場所:用具展示ルーム
当館で通常取り扱っている防災グッズの他、今回のイベント限定グッズを販売します。(備蓄用食品、非常用トイレなど)

防災イベントの参加費はすべて無料です。参加希望の方は川崎市視覚障害者情報文化センターへお電話あるいはメールでご連絡ください。
電話:044-222-1611 メールアドレス:kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp


音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 12月と1月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『ダイ・ハード』 12月20日(土曜日)午後2時より

2時間 12分 アメリカ
監督 ジョン・マクティアナン
主な出演 ブルース・ウィリス/アラン・リックマン/ウィリアム・アサートン

1988年公開作品。クリスマスイブの夜。ロサンゼルスのハイテクビルを最新兵器で武装した謎のテロリスト集団が襲った!彼らの要求を拒んだ重役たちは即座に射殺された。なすすべもなく脅える30人の人質たち。だが、ビルの中にはニューヨークの警官ジョン・マクレーンがいた。外部との連絡がいっさい遮断された中、マクレーンはただ一人自らの命を賭けた戦いを挑んだ!!

作品『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』 1月31日(土曜日)午後2時より

1時間 49分 日本
監督 山田洋次
主な出演 渥美 清/倍賞千恵子/太地喜和子/宇野重吉

1976年公開作品。渥美清主演・山田洋次監督の人情喜劇シリーズ第17作。満男の新入学祝いに帰ってきた寅さんは、飲み屋で財布を持たない老人に奢り、とらやへ連れて帰った。とらやを宿屋と勘違いした老人は横柄な態度をとるが、事実を知ると反省し、絵を描いて寅さんに渡すのだが……。


センター長からのご挨拶 12月(師走)を迎えて

 今年も残すところ一ヶ月となりました。
 この一年、みなさまには旧川崎市盲人図書館から新センターに移行し、現在まで多大なご支援とご協力を賜り、心から御礼申し上げます。
 センターも、この間の貸出し実績数は、点字図書は9月末現在で131タイトル。この貸出し数は昨年度の個人への貸出し数と同数になります。CD録音図書も同じく9月末で約5900タイトルになりました。昨年度は約8,200タイトルでしたので、比較してもこの半年間の貸出し数は昨年度までの川崎市盲人図書館の実績数に近づく高い数字になっています。私たち職員もご利用くださるみなさまの期待に添えるよう日々努めてまいりますので、みなさまにも今後変わらぬお力添えを心からお願い申し上げます。

 10月から開始したダウンロードサービスに、早速利用者の方から古典文学のリクエストをいただきました。サピエ図書館にアクセスし、録音図書をダウンロードすることができない方にとっては、コンパクトになったメディアに多数の録音図書をプリントして利用できることは画期的なことだと思います。みなさまも積極的に利用していただきたいと願っています。
 また、点字図書館で取り組んできたサービスのひとつに、サピエ図書館のデータの「デイジーオンラインサービス」があります。これはシナノケンシ株式会社から販売されているデイジーオンラインサービス対応機器「リンクポケット」に伴い取り組んだものです。
 この機器を使用してサピエにログインした後は、対話型の質問に回答しながらメニューを選んでいき、図書の検索では、「検索方法を選択しながら新着完成情報、人気のある本……」のようなメッセージを確認します。読みたい図書が見つかったら、一旦「ネット閲覧室」に登録した後、再生、或いはダウンロードします。この「ネット閲覧室」とは、インターネット上にある利用者個人の書棚のようなもので、お気に入りの図書をここに入れることができます。
 このネット閲覧室を利用した便利なサービスとして、「雑誌の定期配信」というメニューがあります。現在サピエには、週刊朝日、週刊文春、月刊すばる、文芸春秋など50以上もの雑誌があります。定期的に読みたい雑誌を登録しておけば、最新号が自動的に自分のネット閲覧室に届けられます。
 また、機器の操作が苦手な人にも心強いサービスがあります。もし自分で読みたい本を見つけられなくても、地元の点字図書館に連絡し、希望の本を探して自分のネット閲覧室に入れてもらうことができます。図書が送られてくる待ち時間もなく、申し込みした時点でネット閲覧室から図書を読むことができます。
 当センターでも体験会などを開催して実際に操作してもらい、その便利さを実感することで普及につなげていきたいと考えています。

 「ぶっくがいど」10月号の巻頭言で秋からのイベント開催についてお伝えしましたが、10月11日にふれあいプラザかわさきの2階ホールを使用して開催した「アンと花子」朗読会には、大勢の方がお越しくださいました。元NHKアナウンサーの柴田優子さんの温かい朗読に、参加されたみなさまも深く感動され、柴田さんの視覚障害者の方たちを気遣った姿勢に感銘を受けられました。当日、お願いしたイベントアンケートでも「柴田さんのお話が朗読だけではなく、心を直接表現してくださって感激が深まりました」と感想が書かれていました。
 なお、今回の朗読会の運営に際し、「水車の会」から6名の方が、「デイジー川崎」から2名の方がボランティアとしてご協力くださいました。紙面を借りて御礼申し上げます。
 これからも、12月13日の「かわさき冬のコンサート」や、年明け1月の「世界のバリアフリー絵本展」などのイベントを開催してまいりますので、センターにお越しいただき楽しんでいただきたいと思います。

※みなさまのご意見やセンター利用についての声を私あてに直接お送りください。お待ちしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

センター長 小野 俊己(おの としみ)


かわさき冬のコンサート開催のお知らせ

かわさき冬のコンサート・イメージ画像  4月にセンターオープン記念コンサートを開催しましたが、この1年に感謝して「かわさき冬のコンサート」を企画しました。演奏は福祉施設やさまざまな所で楽しい演奏活動をされている八重洲オッターバの演奏です。ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。

日時
12月13日(土曜日)午後1時30分開場 午後2時開演(終演予定4時)
場所
ふれあいプラザかわさき 2階ホール
入場
無料
演奏
八重洲 Ottava(オッターバ)
  • バイオリン 池田典子・久保祐子
  • ビオラ 古賀忠夫
  • チェロ 軽部信雄
  • コントラバス 平尾良和
  • ピアノ 丸山智
第1部
八重洲 Ottava演奏
  • ラシーヌ賛歌
  • サウンド・オブ・ミュージック抜粋
  • クリスマスソングメドレー
第2部
みんなで歌いましょう
  • 青い山脈
  • 憧れのハワイ航路
「八重洲室内アンサンブル」及びその有志「Ottava(オッターバ)」
八重洲室内アンサンブルは、今から35年前、各損害保険会社有志により東京駅八重洲口にあった大正海上火災(現在の三井住友海上)の一室で誕生した弦楽合奏団である。これまでビバルディやバッハといったバロック音楽を中心に、毎年夏に定期演奏会を行っている。団員は20名ほどであるが、その中の有志6名でボランティア演奏を目的としたグループ「Ottava(オッターバ)」を結成し、各種パーティーや病院、老人ホームなどでの演奏活動を展開している。ちなみに「オッターバ」とは、8度の音程を表す音楽用語「オクターブ」のイタリア語で、母体である八重洲の「八」に由来する。

音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 11月と12月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『RAILWAYS─49歳で電車の運転士になった男の話』 11月22日(土曜日)午後2時より

2時間 10分 日本
監督 錦織良成
主な出演 中井貴一/高島礼子/本仮屋ユイカ

2010年公開。仕事に追われ、家族を省みることのなかった50歳目前の男が、ふと人生を振り返り、幼い頃の夢を追い求め始める感動ストーリー。一畑電車の走る島根の風土を描きながら、家族や仕事といった人生の普遍的なテーマを扱った深遠なストーリーが感動を呼ぶ。

作品『ダイ・ハード』 12月20日(土曜日)午後2時より

2時間 12分 アメリカ
監督 ジョン・マクティアナン
主な出演 ブルース・ウィリス/アラン・リックマン/ウィリアム・アサートン

1988年公開作品。クリスマスイブの夜。ロサンゼルスのハイテクビルを最新兵器で武装した謎のテロリスト集団が襲った!彼らの要求を拒んだ重役たちは即座に射殺された。なすすべもなく脅える30人の人質たち。だが、ビルの中にはニューヨークの警官ジョン・マクレーンがいた。外部との連絡がいっさい遮断された中、マクレーンはただ一人自らの命を賭けた戦いを挑んだ!!


センター長からのご挨拶 秋のセンターは、イベントがもりだくさん!

 さわやかな秋を迎え、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。10月は秋から冬を迎える一時の静けさがある月です。夏の暑さと9月の残暑から開放されたこの時期にゆっくりと読書を楽しんでいただきたいと思います。
 4月号の巻頭言で「センターでは、今まで無かったサービスとして、センターという場を楽しんでいただくことを目的に、音声解説付きDVD映画体験上映会を定期的に開催し、時には音楽会、朗読会や講談などを開催していきます。また各種機器の体験会を行うなど、センターを通して人々が集まり学ぶという輪を広げるのはもちろんですが、人とのつながりも生み出していくことを目指していきます」と、各種イベントの開催をお伝えしましたが、今年度下半期の開催予定をお知らせいたします。10月11日(土曜日)に「ふれあいプラザかわさき」の2階ホールを使用して、元NHKアナウンサーの柴田優子さんの朗読会を開催します。10月18日(土曜日)は便利機器体験会、年末12月13日(土曜日)は「八重洲室内アンサンブル」演奏のクリスマスコンサート、年が明けて1月17日(土曜日)に防災イベント、1月24日(土曜日)・25日(日曜日)に「世界のバリアフリー絵本展」、2月21日(土曜日)に「センターまつり」を予定しています。センターでのイベントをみなさんで楽しんでいただき、人の輪を広げ人とのつながりを生み出していただければと願っています。

 センターへはJR川崎駅だけではなく、もうひとつ、JR南武線と京浜急行の八丁畷駅が近い駅になります。晴眼者の歩きでは5分から6分ぐらいで着く距離です。大変残念なのは、駅からセンターまで点字ブロックが敷かれていないことです。また車道と歩道が分離されていない箇所があり、ひとりでの歩行は難しいため、積極的な紹介は行っていませんでした。しかし、この駅からセンターまでの点字ブロックのことが市議会で取り上げられ、市の道路施設課から点字ブロックを敷くことについて意見を求められる機会がありました。当然、点字ブロックを設置していただきたく強くお願いをしたところ、歩道箇所について敷くことに問題はないそうですが、路地に敷いたことの事例がないそうです。日本点字図書館のある高田馬場には、日本盲人会連合、東京ヘレン・ケラー協会など、いくつかの視覚障害者関係の施設があり、それぞれの施設まで行くときに、車のあまり通らない路地にも点字ブロックが敷かれています。また神奈川県ライトセンターのある二俣川にも、ライトセンターまで行く途中の商店街の通りに敷かれていることをお伝えし、それを参考にして欲しいとお話しました。
 道路施設課からは自宅前の道路に設置するときには、周辺住民にお願いすることが必要になると見解が出されました。一軒でも反対があれば設置は難しいようです。話は途中ですので、市からの返答を待ちたいと思います。
 これ以外にも、センターまでの道にはJR川崎駅近くにあるヨドバシカメラ傍の点字ブロック上の自転車の駐輪や、センター近くの日進町交差点のエスコートゾーン未設置など、多くの問題があります。これらのことの改善を早急に図っていただくことを日々強く感じています。

※みなさまのご意見やセンター利用についての声を私あてに直接お送りください。お待ちしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

センター長 小野 俊己(おの としみ)


音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 10月と11月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『マディソン郡の橋』 10月25日(土曜日)午後2時より

2時間 14分 アメリカ
監督 クリント・イーストウッド
主な出演 クリント・イーストウッド/メリル・ストリープ

1995年公開。世界的大ベストセラーとなった同名小説の映画化。アイオワ州マディソン群で農場主の夫と二人の子供に囲まれ平穏に暮す主婦フランチェスカ。一人で家の留守をしていた彼女の所へ旅のカメラマン、キンケイドが道を尋ねてくる。撮影に来た近くにあるローズマン・ブリッジまでの道案内をすることになったが……。
内面の孤独を抱える二人の永遠の4日間を描く大人のラブストーリー。

作品『RAILWAYS─49歳で電車の運転士になった男の話』 11月22日(土曜日)午後2時より

2時間 10分 日本
監督 錦織良成
主な出演 中井貴一/高島礼子/本仮屋ユイカ

2010年公開。仕事に追われ、家族を省みることのなかった50歳目前の男が、ふと人生を振り返り、幼い頃の夢を追い求め始める感動ストーリー。一畑電車の走る島根の風土を描きながら、家族や仕事といった人生の普遍的なテーマを扱った深遠なストーリーが感動を呼ぶ。


音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 9月と10月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『たそがれ清兵衛』 9月20日(土曜日)午後2時より

2時間 09分 日本
監督 山田洋次 原作 藤沢周平
主な出演 真田広之/宮沢りえ/田中 泯/小林稔侍/丹波哲郎/岸 恵子

2002年公開。平侍の井口清兵衛は妻を亡くし二人の娘と老いた母のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼をたそがれ清兵衛と呼んでいた。時代小説の第一人者である藤沢周平の作品を山田洋次が映画化。日本映画史に残る時代劇の傑作。

作品『マディソン郡の橋』 10月25日(土曜日)午後2時より

2時間 14分 アメリカ
監督 クリント・イーストウッド
主な出演 クリント・イーストウッド/メリル・ストリープ

1995年公開。世界的大ベストセラーとなった同名小説の映画化。アイオワ州マディソン群で農場主の夫と二人の子供に囲まれ平穏に暮す主婦フランチェスカ。一人で家の留守をしていた彼女の所へ旅のカメラマン、キンケイドが道を尋ねてくる。撮影に来た近くにあるローズマン・ブリッジまでの道案内をすることになったが……。
内面の孤独を抱える二人の永遠の4日間を描く大人のラブストーリー。


読書の秋!便利機器体験会のお知らせ ~拡大読書器・ルーペ類&プレクストークの楽しみ方!~

 秋の夜は涼しさが気持ちよく、読書を楽しむにはもってこいの季節です。拡大読書器やルーペ、そして録音図書を楽しむプレクストークといった便利機器を体験してみませんか?
 読書の秋をテーマにした便利機器体験会を開催いたします。様々な拡大読書器やルーペ類を直接体験でき、メーカーの方から詳しく分かりやすい説明も受けられます。また、当センターの専任講師による、プレクストークの体験会も行います。

(1) 拡大読書器&ルーペ類の体験(午前10時~午後4時)

 各種メーカーの最新の拡大読書器を実際に試せます。どのような特徴があり、どういった使い方をすると便利なのかなど、メーカーの方から説明を受けることができます。ルーペ類も様々な種類を用意しております。
 最近見えにくくなってきたので、拡大読書器やルーペを使ってみたいのだがどういった種類があり、どういった使い方をすればいいか分からない方、また、現在使用している拡大読書器やルーペに満足できていない方。そういった方々のお越しを是非お待ちしております。

(2) プレクストークの楽しみ方!(午後1時~午後4時)

 録音図書の使い方がどんどん変わり、デイジーと呼ばれる方式の図書がそこここで作られるようになりました。
 ただ吹き込まれた朗読を最初から最後まで聴いても良し、知りたい所だけを聴いても良し、自分でしゃべってメモを吹き込むのも良しと、1台何役もこなせるプレクストークとは、いったいどんな機械なのでしょうか。
 用途に合わせた使い方が選べる日常生活用具と位置づけられた、読書の秋を届けてくれる各機種の特徴、共通点をご紹介し、実物に触れることができる体験会です。
 プレクストークが初めてというみなさん、既に持っていて、買い替えや2台目を検討されている方、どうぞお誘い合わせの上お越しください。
※今回の体験会はこれからプレクストークを利用したいと言うかた向けのものです。既にお持ちの方でマンツーマンによる個別の操作についてのご相談は、随時センターで対応しておりますので、お気軽にお電話ください。


日時:2014年10月18日(土曜日)午前10時~午後4時
※プレクストークの楽しみ方!は午後1時~午後4時
会場:川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室
予約:不要
参加費:無料
お問い合わせ:川崎市視覚障害者情報文化センター 利用者支援グループまで


アンと花子 朗読会のご案内

赤毛のアン・イメージ画像  10月11日(土曜日)、当センターが入居する施設ふれあいプラザかわさき2階ホールにおいて、「アンと花子 朗読会」を開催します。4月からNHK朝の連続テレビ小説として放映された『花子とアン』、皆さんはご覧になったでしょうか。主人公の村岡花子は結婚してから亡くなるまで川崎の隣の大森に住んでいました。この村岡花子の生活や作品を振り返る朗読会を企画いたしましたのでご案内いたします。
 第一部では、花子が翻訳した『赤毛のアン』の朗読、第二部では、花子のお孫さんの著書から、花子の大森での生活をご紹介いたします。
 朗読は、NHK元アナウンサーの柴田優子さん。柴田さんは大森在住で、 NHK「視覚障害者のみなさんへ」や「ラジオ深夜便」などで大変なじみのある方です。みなさまのお越しをお待ちしております。
 入場は無料です。予約はありませんのでご自由においでください。

アンと花子 朗読会

日時:2014年10月11日(土曜日) 14時開演
場所:ふれあいプラザかわさき 2階ホール
入場:無料

第1部 村岡花子翻訳、「赤毛のアン」の朗読
 赤毛のアンの青春の日々を抜粋で紹介します。
第2部 大森の村岡花子
 戦争中、敵国の本を焼夷弾の爆撃を受けながら翻訳にとりくんだ花子。大森が爆撃をうけた昭和20年4月の様子を中心に、花子のお孫さんの村岡恵理著「アンのゆりかご」から抜粋で紹介します。

朗読:柴田 優子

【プロフィール】
フリーアナウンサー、NHK文化センター講師(朗読)
担当経験のある放送番組「視覚障害者のみなさんへ」「ラジオ深夜便」「ニュース センター首都圏」(いずれもNHK)
(柴田さんより)「『赤毛のアン』の翻訳者、村岡花子さんの出身校、東洋英和女学院大学の講師を先月まで務め、花子の住まいだった大森の出身で現在も在住し、朝のドラマの主人公、村岡花子さんとのご縁を、今年は感じています。」


音訳者養成講座説明会のお知らせ

 川崎市視覚障害者情報文化センターにおいて、視覚に障害のある方のための録音図書を製作する音訳ボランティアの養成講座を開催いたします。つきましては、説明会を下記の日程で行いますので、参加ご希望の方は、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、センターまでお申し込みください。本講座は、10月から2月までの木曜日、全16回講座を予定しております。
 なお、録音図書はパソコンを使って製作します。そのため、パソコン操作ができるかたが対象となります。

説明会日時
平成26年9月4日(木曜日) 14時~15時半
会場
川崎市視覚障害者情報文化センター 多目的室A
申込締切日
平成26年9月3日(水曜日)
お申込み方法
電話・メール・ファクスのいずれか
お申込み先
川崎市視覚障害者情報文化センター (担当 安藤・岩渕)
電話 044-222-1611
ファクス 044-222-8105
e-mail kawasaki-icc@kawasaki-icc.jp
郵便番号 210‐0026 川崎市川崎区堤根34-15 ふれあいプラザかわさき3階

音訳者養成講座説明会 日程などの詳細について[PDF/35.8KB]


センター長からのご挨拶 この夏の暑さを乗り越えながら

 炎暑なおきびしき折、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 5月を過ぎるころから川崎市視覚障害者情報文化センターには見学に来られる方が多くなってきました。団体では川崎市議の方々をはじめ、行政関係者の合同見学、指定管理者関係の方、盲学校関係者など多岐に渡っています。その中で盲学校の方からは秋ごろに、あらためて生徒の校外学習としてセンター見学を行いたいなどの声をいただいています。
 また歩行訓練を希望される方の中にも、盲人図書館のときに一度訓練を受けたことがあるが、新しくなったセンターまで一人で行きたいので、あらためて訓練を希望したいという方もいらっしゃいます。センターへの関心度の高さを感じています。図書の貸し出しでは、プレクストークの操作などの相談で連絡をいただいた方たちの自宅を訪問して、直接操作説明やセンターへのご意見をお聞きしました。これからもご相談を受ければ、みなさんのところへ直接お伺いしていきたいと思います。
 センターでは4月から毎月1回、音声解説付きDVD映画体験上映会を開催してきました。7月まで4回開催し、今まで盲人図書館には来られなかった利用者の方が、上映会を楽しみにセンターまで来られるなど、少しずつ来所者が多くなってきていることを感じています。この8月も開催を予定しています。厳しい暑さのなか、センターまで来られるのは大変かと思いますが、会場は涼しくしておりますので、みなさまのお越しを心よりお待ちしています。
 さて、遅くなりましたが昨年度の盲人図書館の利用実績をご報告いたします。まず、録音図書は蔵書数4,297タイトル、新刊図書495タイトル、貸し出し数8,196タイトルとなっています。点字図書の蔵書数は2,283タイトル、新刊図書132タイトル、貸し出し数130タイトルでした。このほか、録音雑誌4,543誌を貸し出しました。
 これらの実績は、大勢のボランティアの方たちの協力があったからだと思います。図書の製作は、点訳ボランティア、音訳ボランティア、デイジー編集ボランティア、および数多くの校正ボランティアの方々のご尽力の結果です。感謝申し上げます。
 いま、SDカードに対応したデイジー再生機をお持ちで、サピエ図書館からパソコンを使ってご自身でSDカードにデイジー図書をダウンロードするのが困難な方を対象に、デイジー図書データを提供するサービスを始めている図書館が増えてきています。SDカードを使用する携帯型デイジー再生端末などで、外出先や仕事場、学校など自宅以外でも自由に本を読むことが出来るようになっております。サピエ図書館にコンテンツのあるデイジー図書を自由に希望することが出来ますので、芥川賞や直木賞などの作品をまとめてダウンロードして聞くことも可能です。貸し出し期間や図書の予約待ちもないので、自分のペースで読書を楽しむことができるようになります。
 センターでも、従来のCD媒体での提供方法にとらわれない読書スタイルを提供できるよう、ダウンロードサービスの準備を進めております。

※みなさまのご意見やセンター利用についての声を私あてに直接お送りください。お待ちしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

センター長 小野 俊己(おの としみ)

「水車の会」創立50周年を迎えて
 6月8日(日)に「水車の会」創立50周年のつどいが、センター近くの日航ホテル川崎で開催されました。その式典にセンター関係者も出席しました。当日は150名近くの方の出席があり、第1部では岩崎会長のあいさつ、来賓の祝辞、会員表彰、第2部では「カンパニュラ」というトリオのフルートとピアノコンサートがありました。続く第3部は出席した人たちの懇親会でした。東京オリンピックの年から現在まで、音訳者として活動してきた、会員のみなさまのご努力に敬意を表するとともに、今後の会のさらなる発展と活躍を期待いたします。

音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 8月と9月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『スタンド・バイ・ミー』 8月23日(土曜日)午後2時より

1時間 29分 アメリカ
監督 ロブ・ライナー 原作 スティーブン・キング
主な出演 ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/リチャード・ドレイファス

1986年公開。原作はスティーブン・キングの短編「THE BODY」。オレゴン州キャッスルロックの4人の少年たちが、死体探しの旅に出るという、ひと夏の冒険を描く青春映画。

作品『たそがれ清兵衛』 9月20日(土曜日)午後2時より

2時間 09分 日本
監督 山田洋次 原作 藤沢周平
主な出演 真田広之/宮沢りえ/田中 泯/小林稔侍/丹波哲郎/岸 恵子

2002年公開。平侍の井口清兵衛は妻を亡くし二人の娘と老いた母のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼をたそがれ清兵衛と呼んでいた。時代小説の第一人者である藤沢周平の作品を山田洋次が映画化。日本映画史に残る時代劇の傑作。


8月16日(土曜日)と8月17日(日曜日)図書整理日のお知らせ

 8月16日(土曜日)と8月17日(日曜日)は、図書整理のため休館になります。
 ご迷惑おかけしますがご了承ください。

 ※なお8月18日(月曜日)も元々の休館日にあたるため、3日間連続でセンターは休館となります。


便利グッズの掲載について

 センターで見本のある便利グッズの詳細を当サイトに掲載しています。
 トップページ画面にある便利グッズからご覧ください。

 また在庫があるかどうかは事前にセンターへお問い合わせください。
 電話: 044-222-1611


キルギス写真展&ボランティア活動の講演会のご案内

地図上のキルギス共和国の位置  8月5日(火曜日)から9日(土曜日)まで当センター内において、キルギスの美しい風景写真展を開催します。また、会期中の9日(土曜日)には、2011年1月から2年間、JICAシニア海外ボランティアでキルギスにて「視覚障がい者指導」で活動、帰国後は赴任中に立ち上げた「キヤル基金」にて現地支援を行なっている松田信治氏のキルギスでの活動報告とキルギスの紹介ビデオの上映を行います。みなさまのお越しをお待ちしています。
 入場料は無料です。予約はありませんのでご自由にいらしてください。

場所:川崎市視覚障害者情報文化センター

キルギス写真展

日時:2014年8月5日(火曜日)から9日(土曜日) 10時から16時
キルギスの美しい風景、そこに住む人々の写真をセンター内に展示します。

キルギス共和国の風景と人々

ボランティア活動の講演会

日時:2014年8月9日(土曜日) 13時から14時半
タイトル:「日本とキルギスの懸け橋に!」
キルギス視覚障害者支援の紹介と今後の活動について。

講演者:松田信治
2011年1月から2年間、JICAシニア海外ボランティアでキルギスにて「視覚障がい者指導」で活動、帰国後は赴任中に立ち上げた「キヤル基金」にて現地支援を行っている。

※キヤルはキルギス語で「夢」をあらわします。
「キヤル基金」

※キルギス共和国、通称キルギスは、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家である。首都はビシュケク。かつての正式国名はキルギスタンであり、改称以降も別称として公式に認められている。 北から時計回りにカザフスタン、中華人民共和国、タジキスタン、ウズベキスタンと国境を接する。

 首都: ビシュケク
 通貨: キルギス・ソム
 人口: 558.2万 (2012年) 世界銀行


音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 7月と8月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『となりのトトロ』 7月26日(土曜日)午後2時より

1時間 26分 日本
監督・原作・脚本 宮崎駿
声の主な出演 日高のり子/坂本千夏
制作 スタジオジブリ

1988年公開。昭和30年代初期。サツキとメイの姉妹と、不思議でチャーミングな生き物「トトロ」との心あたたまるふれあいを描く。1988年第43回毎日映画コンクール日本映画大賞、1988年第31回ブルーリボン賞特別賞受賞。

作品『スタンド・バイ・ミー』 8月23日(土曜日)午後2時より

1時間 29分 アメリカ
監督 ロブ・ライナー 原作 スティーブン・キング
主な出演 ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/リチャード・ドレイファス

1986年公開。原作はスティーブン・キングの短編「THE BODY」。オレゴン州キャッスルロックの4人の少年たちが、死体探しの旅に出るという、ひと夏の冒険を描く青春映画。


春の読書会 開催のお知らせ

 読書会は毎年春と秋の年2回開催していましたが、今年は春の読書会を7月に開催いたします。
 今回は『晴れた日は図書館へいこう』(緑川 聖司(みどりかわ せいじ)著)の感想を語り合います。どなたにでも楽しんでいただける催しですので、初めての方もお気軽にご参加ください。

日時
2014年7月18日(金曜日) 午後1時30分から4時00分まで
(※日にちが変更になっておりますので、ご注意ください。)
会場
川崎市総合福祉センター エポックなかはら
中原区上小田中 6-22-5( JR 南武線 武蔵中原駅から徒歩約 1 分 )
作品と内容
『晴れた日は図書館へいこう』(緑川 聖司(みどりかわ せいじ)著)
しおりの日課は、憧れのいとこ・美弥子(みやこ)さんが司書をしている図書館へ通うこと。そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きていて…。“日常の謎”を描くミステリーの名作。書き下ろし短編も収録。
申込み・お問い合わせ先
担当者 岩渕  電話 044-222-1611
申込締切
2014年7月5日(土)
参加費
無料(飲み物等は各自お持ちください。)
その他
会場までの行き方などが分からない方は、申込時にお申し出ください。会場までご案内します。図書(CD版 、点字版)につきましては当センターから貸し出しいたします。感想を語り合いますので、作品をお読みになってご参加ください。

音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催しております。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 6月と7月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は当センター多目的室Aです。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『ニュー・シネマ・パラダイス 完全版』 6月28日(土曜日)午後2時より

2時間 55分 イタリア・フランス
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
主な出演 フィリップ・ノワレ/ジャック・ペラン

1989年公開。シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。そこで青春時代を過ごした映画監督サルヴァトーレが、当時、慕っていた映写技師アルフレードの訃報を聞き、故郷に帰ってくる。そして、少年時代、青年時代の思い出に浸っていたサルヴァトーレが受け取ったアルフレードの形見には、映画への愛とアルフレードの想いがぎっしり詰まっていた……。
 弱冠29歳のトルナトーレ監督が、映画を愛する全ての人に送る感動編。劇場とフィルムにまつわるエピソードはどれも楽しく、その中で展開される悲喜こもごもの人生模様。

作品『となりのトトロ』 7月26日(土曜日)午後2時より

1時間 26分 日本
監督・原作・脚本 宮崎駿
声の主な出演 日高のり子/坂本千夏
制作 スタジオジブリ

1988年公開。昭和30年代初期。サツキとメイの姉妹と、不思議でチャーミングな生き物「トトロ」との心あたたまるふれあいを描く。1988年第43回毎日映画コンクール日本映画大賞、1988年第31回ブルーリボン賞特別賞受賞。


センター長からのご挨拶 オープンから2ヶ月を迎えて

 梅雨の季節を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。川崎市視覚障害者情報文化センター(以下、センター)をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。
 6月号の「ぶっくがいど」をお届けいたします。今回発表の新刊図書は点字図書24点、CD図書16点です。ボランティアの皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。
 センターもおかげさまでオープンから2ヶ月を迎えました。図書の貸出しサービスも順次ご希望に沿って貸出を再開いたしました。同じく歩行・生活・コミュニケーション訓練や相談業務もオープン早々から、スタッフがご自宅に訪問するなどそれぞれが担当しながら、サービスを行ってきています。あらたに開設した生活情報・用具展示ルームには、オープン当初からお客様がお見えになり、じかに便利グッズを手に取りながら、スタッフから1時間近く説明を聞いていただくなど、センターを身近な施設として感じていただいています。
 また、4月5日(土)にはセンターのオープンを記念してコンサートを開催しました。洗足学園の伊藤康英さんのピアノと綱川泰典さんのフルート演奏、洗足OBの吹奏楽団「オクトパス」の演奏というプログラムで、当日は何人の方に来て頂けるか大変心配をしていましたが、100名近い方がお越しくださいました。川崎市盲人図書館には行ったことの無かった方などにも、これまでには無かったコンサートを開催したことで、センターに足を運んでいただけたと感じています。来場された方たちには大変ご満足いただけたと思います。
 終了後、ピアノの伊藤康英さんから、「センターのみなさまの協力により、滞り無く開催することができ、また、大勢のお客様にお越しいただけて何よりでした。お客様がとても温かい方々ばかりで、それも日頃の活動の賜物と思います。また、会場も、音楽専用に作られたものではないながら、優れた音響を持っており、今後の活用が期待されます。今後の情報文化センターの発展をお祈りしております」と、温かいお言葉をいただきました。
 なお、センターのサービスについてのご意見やイベントについてのご要望など、皆様の声を聞かせてください。お待ちしております。

 次に今年度の事業についてご報告させていただきます。
 基本姿勢として本年度は、指定管理へ移行することで、これまでの事業を継続するとともに、新しい管理運営者として事業に対し責任を持って取り組んでいくこと、また、利用される人たちが期待するサービスを発展させるとともに、新たな発想による事業転換が実現できるよう進めてまいります。

 図書の閲覧・貸出については、登録利用者に対し、点字図書、録音図書の提供を行います。点字雑誌や録音雑誌、CD雑誌の貸し出し、他の点字図書館からの相互貸借依頼にも応じてまいります。資料の製作については、利用者の方からのニーズを尊重した図書選定を行い、図書の製作を行います。
 点訳者、音訳者の養成は、川崎市民を対象とした点訳者・音訳者養成講座の両方を開催します。また、活動中の点訳者・音訳者・校正者を対象としたスキルアップ研修会を開催する予定です。
 訓練事業の取り組みについては、前年度からの訓練継続者を含め、歩行訓練・日常生活訓練・コミュニケーション訓練を行うとともに、各種相談を行います。あらたに今年度からは、視覚障害者関連の便利グッズの販売をセンター内で行います。
 福祉事務所で手帳交付時に事業案内ができるようなパンフレットを製作し、各福祉事務所、生活支援センター等、関連機関などへ配布を行います。
 また、行政担当者を対象に事業報告会を開催し、図書館事業・視覚障害者訓練事業の紹介に努めます。最後に、川崎市盲人図書館で開催していた「盲人図書館祭り」も、引き続き「センター祭り」と名称を変えて開催いたします。

 以上、このようなセンターの活動を、今年度もご支援くださいますようよろしくお願いいたします。

センター長 小野 俊己(おの としみ)


JR川崎駅からセンターまでの信号機のうち、もっとも駅に近い物も音響式となりました

 川崎駅東口からセンターまでの間には、幾つかの音響式信号機が設置されています。そのうち、もっとも駅に近い信号機だけは、誘導ブロックが敷設されているにもかかわらず音響式ではありませんでした。このほど、ここにも鳥の声の信号機が付きましたのでご案内いたします。青信号でピヨピヨと鳴るタイプです。
 場所は、JR川崎駅東口の階段もしくはエスカレーターを降りて、通路を約40メートル直進したところを右側(南方向)へ約90メートル進んだところにあります。ちょうどここは、駅から来ると手前に交番、渡った先にヨドバシカメラなどの入った商業ビル「ルフロン」に挟まれた道の横断歩道の信号機ということになります。

 JR川崎駅からセンターまでの詳しい歩き方については「ことばの道案内(ことナビ)JR川崎駅⇔センター」をご覧ください。
 ことばの道案内


5月31日(土曜日)臨時休館のお知らせ

 5月31日(土曜日)は、ふれあいプラザかわさき施設全体に害虫駆除が実施されるため、臨時休館とさせていただきます。利用者の方々にはご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません。
 なお当日は建物に入れなくなり、施設全体がお休みとなりますのでご注意ください。


音声解説付きDVD映画の体験上映会開催のお知らせ

 当センターでは、今年度から音声解説付きDVD映画の体験上映会を開催いたします。(音声解説とは、登場人物の動きや背景等、映画の視覚情報を言葉で説明した音声ガイドです。)
 4月と5月の上映日程をお知らせいたします。参加費は無料、予約の必要もありません。
 会場は川崎市視覚障害者情報文化センター3階多目的室です。みなさまのご来場をお待ちしています。

作品『おくりびと』 4月26日(土曜日)午後2時より

2時間 10分 日本
監督 滝田洋二郎
主な出演 本木雅弘/広末涼子/山崎努

2008年公開。チェロ奏者の大悟は、所属していた楽団の解散を機に故郷へ帰ることに。求人広告を手に面接のため会社を訪れた彼は、思いもよらない業務内容を告げられる。それは遺体を棺に納める「納棺」という仕事だった。納棺師となった彼が、特殊な仕事に戸惑いながらも次第にその儀式に大きな意義を見出していく姿と、故人を見送る際に繰り広げられる様々な人間ドラマを描き出す。第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞。

作品『ローマの休日』 5月24日(土曜日)午後2時より

1時間 58分 アメリカ
監督 ウィリアム・ワイラー
主な出演 オードリー・ヘプバーン/グレゴリー・ペック

1953年公開。公務に縛られた毎日にうんざりしたアン王女は、訪れていたローマの宮殿から脱走を図る。そんな彼女に偶然出会った新聞記者ジョーは、大スクープのチャンスだと思い、ローマのガイド役を買って出る。束の間の自由とスリルを満喫するうち、2人の間に強い恋心が芽生えるが…。王女と新聞記者の、たった一日のロマンチックで切ない恋物語を描く。


オープニングコンサート「風のハーモニー」開催のお知らせ

 川崎市視覚障害者情報文化センターオープンを記念し、センターが入る「ふれあいプラザかわさき」の2階ホールにおいて、コンサートを開催いたします。全国各地で演奏活動を行うほか後進の指導にもあたっている伊藤康英(いとう・やすひで)さん、綱川泰典(つなかわ・やすのり)さん、世界最小の吹奏楽「オクトパス」による素敵な演奏をお届けいたします。皆様お誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください。お待ちいたしております。
 なお、会場のホールには土足では入れませんので、スリッパをお持ちください。

日時
2014年4月5日(土曜日) 午後1時30分から3時30分(予定)
出演
伊藤康英(いとう・やすひで)(ピアノ)、綱川泰典(つなかわ・やすのり)(フルート)、オクトパス(吹奏楽)
曲目・プログラム
第1部:
世界最小の吹奏楽「オクトパス」
 第1組曲より(G.ホルスト)
 プスタ ~4つのジプシー・ダンスより(J.V.デル・ロースト)
 チョコレート・ダモーレ~ピアノ・コンチェルティーノより(伊藤康英)、など
第2部:
フルートの小径 ~綱川泰典さんと
 愛の挨拶(E.エルガー)
 シシリエンヌ(G.フォーレ)
 愛の小径(F.プーランク)
 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(B.Howard)
風(WIND)のハーモニー
 チャールダーシュ(V.モンティ)
 アニメ・メドレー、など
会場
ふれあいプラザかわさき2階 ホール
住所
川崎市川崎区堤根34番地15
交通
JR川崎駅から徒歩約15分、JR・京浜急行八丁畷駅から徒歩約5分
入場料
無料
予約
不要
協賛
川崎市視覚障害者福祉協議会
お問い合わせ先
川崎市視覚障害者情報文化センター 電話番号 044-222-1611

センター長からのご挨拶 「皆様への感謝を込めて」

 4月を迎え、桜の便りが各地に届き始めました。なによりも私が心嬉しいのは、その春の訪れと同時に新名称・新施設として川崎市視覚障害者情報文化センター(以下、センター)がスタートしたことです。センターの運営には、指定管理者として社会福祉法人日本点字図書館が、管理・運営にあたることとなり、私、小野俊己がこの度センター長に就任いたしました。
 この移行準備のために、昨年から川崎市盲人図書館に通い、飯田館長はじめ職員のみなさまから、時間をかけて業務の説明を受けてきました。また、市の障害福祉課の担当者の方からも、開設準備についてご指導をいただくなど、多くの方から多大なるご協力をいただきました。心から感謝を申し上げます。
 ご承知のように川崎市盲人図書館の歴史は長く、登録利用者は300名ほどおられ、図書製作にご協力いただいているボランティアは約150名いらっしゃいます。ボランティアの方たちの手によって図書館事業は支えられてきました。これまでの歴史を築いてこられた盲人図書館職員のみなさんとボランティアのみなさまのご努力に敬意を表しつつ、指定管理者として、その伝統と実績を引き継ぎ、重責を果たせるよう頑張ってまいります。センターの事業を行う上で、皆様の幅広いご期待に沿えるよう、センター長以下、利用者サービスグループ、利用者支援グループ、総務グループの3グループ体制で取り組んでいきます。
 これまで同様に時代状況に即したサービス提供を担い、視覚障害者の福祉に応えられるよう活動を行い続けることがセンターの使命です。私自身微力ながら、責務を全うするよう尽くしてまいりますので、皆様方のご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
 あたらしくなったセンターでは、今まで無かったサービスとして、センターという場を楽しんでいただくことを目的に、DVD映画副音声付体験上映会を定期的に開催し、時には音楽会、朗読会や講談などを開催していきます。また各種機器の体験会を行うなど、センターを通して人々が集まり学ぶという輪を広げるのはもちろんですが、人とのつながりも生み出していくことを目指していきます。そして視覚障害者が自由に外出し、自由に情報を入手し、そして発信できるように、川崎市域にある唯一のサポートセンターとして責務を担っていきます。センターを利用する人たちを支援することで、新しい価値を生み出したり、文化の発展に寄与したり、個人・地域社会を活性化させることができる施設に変わっていく姿を感じていただければと思います。
 みなさんの声に耳を傾け、その時々のニーズに対しスタッフ一人一人が的確にお応えする、明るく、いつ来館しても気持ちのいい場にしていきたいと思います。

センター長 小野 俊己(おの としみ)


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